蒸気加湿器の分野ではニクロム線ヒーターに代わる、高出力で火災の心配のない自己温度制御機能を持つPTC水中ヒーターを開発し、PTC蒸気加湿器として展開しています。これまで難しかった天井内への蒸気加湿器の設置を国内で唯一可能にしました。

気化式加湿器の主要部品となる加湿エレメント(気化媒体)ユーシーコアは、保形強度が強く損傷しにくい積層構造の形状となっています。臭気を取り込むポーラスが無く、抗菌・抗カビ処理されている臭気発生リスクの少ない素材を採用しています。

超音波加湿器は衛生加湿を実現する「雑菌防止システム」を組み込めるようになっています。構造上、水が滞留したままだとどうしても雑菌が発生しやすくなってしまう超音波加湿器、場合によってはレジオネラ肺炎など人体に悪影響を及ぼします。そのような危険を取り除くため、紫外線ランプと定時排水によって水槽内の水を衛生的に保つシステムを導入しました。公的機関での安全性も立証されており、食品関連で使用する場合に効果を発揮します。その他超音波加湿器の比例制御方式も業界で最初に実用化しました。

空調機ドレン真空吸引装置「ドレンスィーパー」は真空を利用して空調機から出るドレンを、勾配を気にすることなく“吸いこむ“ことで排出する装置。空調機のドレン配管工事を劇的に短縮させ、水漏れや大掛かりな配管清掃はありません。